釣具の寿命が倍になる!正しい道具の洗い方&メンテナンス術

テクニック・知識
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【結論】後始末は未来の自分への“最高のプレゼント”だ!

釣りから帰ってきて、クーラーボックスを片付けて、疲労困憊…。「あー、道具を洗うの面倒だな…」って、ついつい玄関に置きっぱなし。…めちゃくちゃ分かります!僕もガイドでクタクタになった日は、正直そう思っちゃいますからね(笑)

でも、結論から言います。その面倒な「後始末」こそ、未来のあなたが最高の釣りをするための“最高のプレゼント”になるんです!

なぜなら、たった15分の簡単なメンテナンスを習慣にするだけで、①大切な道具が驚くほど長持ちし、②本来の性能を100%発揮できて、③次回の釣りがもっと楽しく、快適になる。この3つの良いことが必ず起きるからなんです。

特に海で釣りをした後の道具は、塩ガミという最大の敵に晒されています。 メーカー開発時代、塩でダメになったリールを嫌というほど見てきました…。でも大丈夫!この記事で紹介する方法を実践すれば、あなたの相棒はいつまでも最高のパフォーマンスで応えてくれますよ!

確かに、高いリールがすぐに壊れたらショックだもんなぁ…。具体的にどうすればいいの?

拓也
拓也

任せてください!「リール」「ロッド」「小物」の3つに分けて、誰でもできる超簡単なメンテナンス方法を伝授します!これだけやっておけば、まず間違いありませんよ👍

【最重要】リールの洗い方とメンテナンス

まず、一番大事なのがリールです。心臓部ですからね!正しい手順で、優しくケアしてあげましょう。

 

Step 1:ドラグをしっかり締める!

シャワーをかける前に、必ずドラグノブをキュッと締めてください。 これ、意外と忘れがちなんですけど、リール内部に水が浸入するのを防ぐための超重要工程です! ここを締め忘れると、内部のグリスが流されてしまい、性能低下の原因になります…。

Step 2:常温の流水で優しく洗う

ドラグを締めたら、常温の水道水を弱い水流で上からかけて、全体の塩分や汚れを洗い流します。

⚠️ 安全のための最重要事項


  • お湯は絶対にNG! グリスやオイルが溶け出てしまいます。
  • 高圧洗浄機はもってのほか! 内部に水が無理やり押し込まれてしまいます。
  • 洗剤も使わないでください。基本は真水だけで十分です。

ラインローラーやハンドルノブ周りなど、よく動く部分は特に念入りに洗い流しましょう。

Step 3:拭き上げと乾燥

洗い終わったら、乾いたタオルで優しく水分を拭き取ります。その後、ハンドルをクルクル回して遠心力で内部の水を飛ばしましょう。

拭き終わったら、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させます。 直射日光はラインや本体の劣化を招くので避けてくださいね。

Step 4:仕上げの注油(オイルアップ)

リールが完全に乾いたら、最後の仕上げです。可動部にオイルを注して、回転を滑らかに保ちます。

💡 豆知識

オイルとグリスの違いって?
オイル(低粘度):サラサラしている。ベアリングなど高速で回転する部分に使い、回転性能を高める。
グリス(高粘度):ネバネバしている。ギアなど強い力がかかる部分に使い、摩耗を防いで耐久性を高める。
初心者のうちは、まずはオイルでのメンテナンスを覚えればOKです!

具体的にオイルを差すのは、主にこの2箇所です。


  • ラインローラー:糸が直接触れる部分。ここに塩が溜まると糸の出が悪くなります。
  • ハンドルノブの付け根:ハンドルの回転をスムーズにします。

注意点は、オイルを差しすぎないこと! 1滴で十分です。多すぎると逆にホコリが付着しやすくなります。

どんなオイルを使えばいいか分からない…という方は、大手メーカーから出ている専用のスプレーセットがおすすめです。ノズル付きで使いやすいし、説明書も親切ですよ。

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オイルとグリスがセットになっており、これがあればリールのメンテナンスは完璧だと思います。オイルとグリスの使用箇所による使い分けが良く判っていませんでしたが、詳しい説明書が入っており、もう悩まずにメンテ作業がはかどります。良い商品だと思います。

出典:いのまた釣具店 レビュー

ロッド(釣り竿)の洗い方

ロッドはリールほど神経質にならなくても大丈夫ですが、ガイド周りはしっかり洗いましょう。


  • ① 全体を水洗い: まずはシャワーで竿全体を洗い流します。リールシート(リールを固定する部分)やガイドは念入りに。
  • ② ガイド周りの洗浄: ガイドの付け根に塩が溜まりやすいので、使い古しの歯ブラシなどで優しくこすってあげると効果的です。
  • ③ 拭き上げと乾燥: 柔らかいタオルで水分を拭き取り、リール同様、風通しの良い日陰でしっかり乾かします。振り出し竿の場合は、各節をバラして乾かすと完璧ですね。

拓也
拓也

ガイドが錆びるとラインが傷ついて、大物をかけた時にラインブレイク(糸が切れること)の原因にもなるんです…。そうならないためにも、しっかり洗ってあげましょう!

ルアーや小物も忘れずに!

意外と忘れがちなのが、ルアーやプライヤーなどの小物類。特にルアーのフック(針)は、放置するとあっという間に錆びてしまいます。

使ったルアーはケースごと真水でジャブジャブ洗って、フタを開けたまま乾かすのが一番楽ちんですよ!

錆びてしまったフックは、魚の掛かりが悪くなるだけでなく、せっかく掛けた魚をバラす原因になります。刺さりが悪くなったなと感じたら、迷わず交換しましょう。そのためのプライヤーも持っておくと本当に便利です。

まとめ:愛情メンテで、最高の釣りを!

最後に、今日のポイントをおさらいしましょう!

🎣 湊のワンポイントアドバイス


  • メンテナンスは未来の自分への投資!釣果と道具の寿命に直結する。
  • リールはドラグを締めてから、常温の弱い流水で優しく洗う。
  • ロッドはガイド周りを中心に洗い、しっかり乾燥させる。
  • ルアーや小物も真水で洗い、フックの錆を防ぐ。
  • 乾燥は必ず日陰で!

拓也
拓也

どうでしたか? 思っていたよりずっと簡単だったんじゃないかな?

この一手間をかけるかどうかで、数年後の道具の状態はまったく違ってきます。愛情を込めてメンテナンスした道具は、きっとここぞという場面であなたを助けてくれるはずですよ!

さあ、次の釣りに向けて、あなたの相棒をピカピカにしてあげましょう!応援しています!😊

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