【結論】次の1本で、あなたのシーバス釣りは劇的に変わる!
こんにちは!フィッシングガイドの湊 拓也(みなと たくや)です。
「初心者用のセットは卒業したけど、次にどんなロッドを選べばいいか分からない…」
「2〜4万円くらいの、“ちょっと良い竿”が欲しいけど、種類が多すぎて決められない!」
そんな悩みを抱えているあなたに、結論からお伝えします。
今回紹介する5本のロッドの中から選べば、あなたのシーバスフィッシングは間違いなく次のステージへ進めます。 なぜなら、飛距離、感度、操作性が格段に向上し、今まで獲れなかった一匹に出会える可能性がグッと高まるからです!

僕もメーカー時代、たくさんのロッドを開発・テストしてきましたが、この価格帯の進化は本当にすごいんですよ!昔のハイエンドモデルに迫る性能を持つロッドが、今や現実的な価格で手に入るんですからね。ワクワクしますよね!😊
なぜこの5本が「最強」と言えるのか?
僕が今回ランキングを作るにあたって重視したのは、元開発者としての経験と、フィッシングガイドとして多くの中級者の悩みを見てきた視点から、以下の3つのポイントです。
- 実釣性能の高さ: 上位機種の技術が惜しみなく投入され、明確に釣果に繋がる性能を持っているか。
- 圧倒的な扱いやすさ: 誰が使っても性能を引き出しやすく、長時間の釣りでも疲れにくいバランスか。
- 納得のコストパフォーマンス: 「この性能でこの価格は安い!」と心から思えるか。
この厳しい基準をクリアした、まさに「買って後悔しない」ロッドだけを厳選しました。それでは、さっそくランキングを見ていきましょう!
【2025年版】中級者向けシーバスロッド最強ランキングTOP5

第1位:シマノ ’23 ディアルーナ

「迷ったらコレ」と断言できる、中級者向けロッドの絶対王者。それがシマノの’23 ディアルーナです。前作から5年を経てフルモデルチェンジし、上位機種「エクスセンス」にも採用されているカーボンモノコックグリップを搭載したのが最大のトピック!
これにより、感度が劇的に向上し、ルアーが水中でどんな動きをしているか、海底の質感がどうなっているかといった情報が、手に取るように分かるようになりました。 僕も実際に使ってみて、「これが本当にミドルクラスの竿か…?」と驚かされた一本です。

感度が良いって、具体的にどういうメリットがあるんですか?

良い質問ですね!例えば、シーバスがルアーにじゃれつくような「コツッ」という小さなアタリも逃さずフッキングに持ち込めたり、流れの変化が分かることで「あ、ここが釣れそうなポイントだ」と判断できたり…釣果に直結する情報が増えるんです!
📣 軽さと感度に驚き! ★★★★★
S96MLを購入。今まで使っていたエントリーロッドとは比べ物にならないくらい軽い!そしてカーボンモノコックのおかげか、今まで感じ取れなかった潮の流れが分かり、釣りがもっと楽しくなりました。コスパ最強とはこのことですね。
出典:TACKLE BOX ユーザーレビュー
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- S96ML: 港湾部から河口、干潟までこなす超万能モデル。最初の1本に最適。
- S90M: より操作性重視で、ミノーやバイブレーションをキビキビ動かしたいならコレ。
- 少し残念な点: 感度が良すぎる反面、カーボンモノコックは冬場に冷たいのと、硬い素材なので傷には少し気を使いますね。

第2位:ダイワ ’24 ラテオ

シマノのディアルーナの永遠のライバル、それがダイワのラテオです。2024年にモデルチェンジし、ブランクスが高弾性化・細身化されたことで、振り抜けがめちゃくちゃシャープになりました。
ディアルーナが「感度」で情報を得るロッドなら、ラテオは「キャスト性能」でアドバンテージを得るロッドと言えるかもしれません。軽い力で驚くほどルアーが飛んでいくので、広範囲を効率よく探りたいサーフや大規模河川で特にその威力を発揮します。
📣 とにかく気持ちよく飛ぶ! ★★★★★
96Mを購入。ライトショアジギングも視野に入れていましたが、30g前後のジグが本当に気持ちよく飛んでいきます。旧モデルにあった若干のダルさが消えて、シャープになった印象。これ一本で色々な釣りが楽しめそうです。
出典:ミナギマンの釣りブログ
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- 96ML: 汎用性が非常に高く、シーバスからフラットフィッシュまで狙える一本。
- 93M: 遠投性能と操作性のバランスが良く、大場所でのピンスポット撃ちにも対応。
- 少し残念な点: 感度に関しては、正直ディアルーナに一歩譲るかな、という印象。 デザインのゴールドが強めで、リールとの色合わせに悩む人もいるかもしれませんね(笑)

第3位:ヤマガブランクス アーリー・フォーシーバス

「質実剛健」という言葉がこれほど似合うロッドはないかもしれません。純国産にこだわるブランクメーカー、ヤマガブランクスのアーリー・フォーシーバス。
最大の特徴は、曲げて獲る、その美しいベントカーブと粘り強いバットパワーです。 シマノやダイワのロッドが「硬さ」や「張り」で魚をコントロールするのに対し、アーリーはロッド全体がしなやかに曲がることで魚の引きを吸収し、エラ洗いによるバラシを劇的に減らしてくれます。
派手さはないけれど、一度使うと手放せなくなる。そんな玄人好みの1本ですね。

「え、こんなに曲がるの!?」って最初は驚くかもしれません。でも、その“しなやかさ”が、アングラー側のミスをロッドがカバーしてくれる安心感に繋がるんです。キャストのタイミングがズレても、ロッドがタメを作ってルアーを運んでくれる感覚は、一度味わうと病みつきになりますよ。
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- 93M: まさにシリーズのど真ん中。河川、港湾、干潟とどこでも活躍するマルチスタンダードモデル。
- 97MMH: よりパワーと遠投性能を求めるなら。大型ミノーや重めのバイブレーションも快適です。
- 少し残念な点: 最新のカーボン技術!といった派手な特徴はないため、所有欲を満たしたい人には少し物足りないかも。良くも悪くも「質実剛健」です。

第4位:アピア グランデージ STD.

シーバス専門ブランドとしてのこだわりとプライドが詰まった一本、それがアピア グランデージ STD.です。STDはスタンダードの略ですが、その性能は決して標準的ではありません。
特に印象的なのは、粘りと張りのバランスが絶妙なブランクス。 中弾性カーボンをベースに高弾性カーボンを組み合わせることで、しなやかに曲がって魚をいなしつつも、シャープな操作性を両立しています。
また、リールシートが緩みにくいダブルナットシステムを採用している点など、実釣でのストレスを徹底的に排除しようというメーカーの意気込みが感じられるのも良いですね。
📣 バランスが良い! ★★★★☆
90Mを使用。スペック上の自重(180g)を見て重いかな?と心配でしたが、継いでみるとバランスが良く全く気になりませんでした。感度も良好で、15g以上のルアーの扱いが非常に楽です。
出典:Fimo ハサミズムさんのログ
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- 90M: シリーズの中核をなすモデル。港湾部や河川で、ランカーシーバスと真っ向勝負したいアングラーに。
- 90M-5 (5ピース): バイクや電車での釣行、出張先での釣りに最適なマルチピースモデルもラインナップされているのが嬉しいポイント。
- 少し残念な点: 昔は「アピアの竿は折れやすい」なんて言われたこともありましたが、今のモデルは全く問題ありません。 ただ、デザインが好みの分かれるところかもしれません。

第5位:メジャークラフト タイドリフト 5G

「コスパの王様」メジャークラフトが本気でミドル〜ハイエンドを獲りにきた意欲作、それがタイドリフト 5Gです。
最大の特徴は、なんといっても航空・宇宙分野にも使われる最新カーボン「T1100G」を採用していること! これにより、軽さとシャープさ、そして破断に対する強さを高い次元で実現しています。正直、この価格帯でこの素材を使ってくるのは驚きです…。
振り抜けが良く、操作性も高いため、特に港湾部でのテクニカルな釣りにマッチします。軽いルアーをピンスポットに撃ち込んでいくような釣りが得意なロッドですね。
📣 軽くてシャープ! ★★★★★
TD5-862L/MLをインプレ。第一印象はシャープで軽く、張りの強い竿。ベリーからハリが強くなるので、8.6ftというレングスとグリップの短さが相まって操作性が非常に高い。
出典:YouTube動画レビュー
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- TD5-962ML: 広大な干潟や河口部でのウェーディングゲームに最適。飛距離と繊細な操作性を両立したモデル。
- TD5-862L/ML: 港湾部でのフィネスな釣りに。軽いルアーの操作性はピカイチです。
- 少し残念な点: 全体的に張りが強い設計なので、魚を掛けた時に少し弾きやすいと感じる人もいるかもしれません。しっかり曲げてファイトすることを意識すると良いでしょう。

一目でわかる!中級者向けシーバスロッドスペック比較表
今回ご紹介したロッドの中から、特に人気の高い番手をピックアップして比較表にまとめてみました。ぜひ、あなたのスタイルに合った一本を見つける参考にしてください!
メーカー・モデル名 | 番手 | 全長(m) | 自重(g) | ルアー(g) | PEライン(号) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
シマノ ’23 ディアルーナ | S96ML | 2.90 | 139 | 7-38 | 0.8-2.0 | 感度の王様。カーボンモノコック搭載。 |
ダイワ ’24 ラテオ | 96ML | 2.90 | 135 | 7-40 | 0.6-1.5 | キャストの王者。シャープな振り抜け。 |
ヤマガブランクス アーリー | 93M | 2.819 | 147 | 7-35 | 0.8-1.5 | 粘りの王者。曲げて獲る安心感。 |
アピア グランデージ STD. | 90M | 2.75 | 180 | 10-35 | 0.8-1.5 | バランスの王者。実釣性能の塊。 |
メジャークラフト タイドリフト 5G | TD5-962ML | 2.90 | 132 | 7-35 | 0.6-1.5 | コスパの王者。新素材T1100G採用。 |
⚠️ 安全のための最重要事項
- ライフジャケットは必ず着用してください。どんなに慣れた場所でも、万が一は起こりえます。
- 立ち入り禁止の場所には絶対に入らないでください。マナーを守って、釣りを楽しみましょう。
- ゴミは必ず持ち帰り、来た時よりも美しい釣り場を心がけましょう。
まとめ:最高の相棒を見つけて、忘れられない一匹を!
さあ、いかがでしたか?今回は、僕が自信を持っておすすめする中級者向けシーバスロッドを5本、ご紹介しました。
- 感度と所有欲で選ぶなら → ディアルーナ
- 飛距離と爽快感で選ぶなら → ラテオ
- バラさない安心感で選ぶなら → アーリー
- 玄人好みの実用性で選ぶなら → グランデージ
- 最先端素材とコスパで選ぶなら → タイドリフト
どのロッドも、あなたの釣りを次のレベルへと引き上げてくれる素晴らしい相棒になるはずです。

一番大切なのは、あなたが「この竿で釣りたい!」と心から思えること。今日の記事が、その運命の一本との出会いのきっかけになったら、僕も最高に嬉しいです!さあ、新しい相棒を手に入れて、忘れられないシーバスを釣りに出かけましょう!応援してます!🎣✨
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