【究極の感度】エメラルダス ストイストRT CGSを徹底インプレ!

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【結論】常識が変わる。異次元の感度があなたのエギングを劇的に変える

こんにちは!あなたの釣りを最高に楽しくするフィッシングガイドの湊 拓也です。

結論から言いますね。ダイワから登場した「エメラルダス ストイスト RT CGS」は、ただの最高峰ロッドではありません。これは、あなたが今まで「アタリ」だと思っていなかった、水中の微細な変化までをも手元に伝え、エギングの世界観を根底から覆す可能性を秘めた一本です。

「高すぎて手が出ない…」「限定販売なんて自分には関係ない」そう思う気持ち、すごく分かります。でも、この記事を読み終える頃には、なぜこのロッドがそれほどまでに注目を集めるのか、その理由にきっとワクワクしてもらえるはずですよ!

でも、本当にそんなに違うものなんですか?今までのストイストRTでも十分すごいって聞きますけど…。

拓也
拓也

いい質問ですね!その答えの鍵を握るのが、新技術の「CGS(カーボングリップシステム)」なんです。メーカー開発者だった僕の視点から見ても、これはちょっとした事件レベルの技術革新なんですよ。なぜなら、感度、軽さ、操作性というエギングロッドの心臓部を、全く新しいアプローチで進化させているからなんです。

なぜ「CGS」は”事件”なのか?3つの革命

このロッドの核心は、間違いなくCGS(カーボングリップシステム)にあります。 従来、EVAやコルクといった素材で作られていたグリップ部分を、中空構造のカーボンで一体成型してしまったんです。これがもたらすメリットは、主に3つあります。


  • ① 振動伝達率170%UP!異次元の「反響感度」
  • ② 全てがカーボンに!究極の軽量化と一体感
  • ③ まるで自分の手の一部。吸い付くような操作性

① 振動伝達率170%UP!異次元の「反響感度」

まず、一番の衝撃は「感度」です。ダイワの公式データによると、従来のグリップと比較して振動伝達性能が約170%も向上しているそうです。

これはもう、例えるなら「厚い手袋を外して、素手でモノに触る」ような感覚の変化。今まで「なんか重いな…潮が効いてるのかな?」で終わっていた情報が、「あ、今、エギの背中に潮が当たってる」「近くにやる気のないイカがいるな…」というレベルで鮮明に伝わってくるイメージです。

特に、硬いものに当たった時の「コン」という反響感度は、CGSの恩恵を最も受けられる部分でしょう。 イカがエギに触れた瞬間の微かな違和感、ボトム(海底)の質の違い、それら全てが、これまでとは比較にならない解像度で手元に伝わります。

出典:ダイワHP

② 全てがカーボンに!究極の軽量化と一体感

ストイストシリーズは元々、超軽量なことで有名でした。今回の「RT CGS」は、グリップを中空カーボンにすることで、さらなる軽量化を実現しています。 具体的には、従来構造のグリップに比べて約11%も軽くなっているとのこと。

たった11%?と思うかもしれませんが、これは数字以上のインパクトがあります。 なぜなら、ロッドの感度や操作性は、全体の重量バランスに大きく左右されるから。グリップという、これまで“鈍”だった部分が“鋭”になることで、ロッド全体の一体感が劇的に増すんです。AGS(エアガイドシステム)でティップ(竿先)までカーボン化してきたダイワが、ついにグリップまでカーボン化し、全身フルカーボンのロッドを完成させた、ということなんですね。

③ まるで自分の手の一部。吸い付くような操作性

このCGS、実は形状にも秘密があります。エギング界の帝王、山田ヒロヒトさんが監修し、「どう握っているのかを徹底的に解析」して設計された、エルゴノミクスデザインなんです。

ただ軽い、ただ感度がいいだけじゃない。シャクる(竿をあおる動作)時、キャストする時、そしてファイトする時、あらゆる場面で手に吸い付くようにフィットし、アングラーの意図を正確にエギに伝えてくれる。これは、長時間の釣りでも疲れにくく、集中力を維持する上でとてつもないアドバンテージになりますね。

たった一つの番手「80ML」に込められた意味

今回の「エメラルダス ストイスト RT CGS」は、「80ML」という一本のみのラインナップです。

「え、一本だけなの?」と驚くかもしれませんが、これこそがダイワと山田さんの自信の表れだと僕は思います。

拓也
拓也

そうなんです。この80MLという番手は、秋の数釣りシーズンで使う2.5号クラスのエギから、春の大型狙いで使う3.5号のエギまで、一本で快適に扱える超万能なバーサタイルモデルなんですよ。

つまり、「この一本があれば、日本のほとんどのフィールド、ほとんどのシーズンで最高のエギングができますよ」という、メーカーからの強烈なメッセージなんです。初心者の方がステップアップで最高のものを求める場合も、熟練者が究極の一本を求める場合も、この80MLが答えになる、と。

モデル名 全長 継数 仕舞寸法 自重 適合エギサイズ 適合ライン(PE)
STOIST RT CGS 80ML 2.44m 2本 126cm 未定 2.5~3.5号 0.4~1.0号
参考: ダイワ公式サイト (スペックは変更される可能性があります)

💡 豆知識

ちなみに、このロッドは抽選販売という非常に特殊な方法で販売されました。 これは、生産数が極端に限られているため。グリップの製造など、非常に手間のかかる工程を経ている証拠でもありますね。 手に入れられた方は本当に幸運だと思います!

メリット・デメリットを正直に語ります

さて、ここまで良いことばかりを話してきましたが、どんなタックルにも光と影があります。元開発者として、正直な視点でお伝えしますね。

🎣 湊のワンポイントアドバイス


  • メリット:
    • 圧倒的な感度。もはや情報量が多すぎるレベル。
    • ✅ 軽さとバランスがもたらす、究極の操作性。
    • ✅ 所有欲を満たす、洗練されたデザインと希少性。山田さんのサイン入りも!
    • ✅ 80MLという、究極のバーサタイル性能。
  • デメリット:
    • 価格。メーカー希望価格15万円は正直、誰にでも勧められるものではない…。
    • 入手困難。抽選販売のため、欲しくても手に入らない可能性が高い。
    • ❌ 感度が高すぎて、初心者のうちは情報過多で混乱するかも?

そう、最大のネックはやはり価格と入手難易度です。しかし、このロッドがもたらす体験は、間違いなく唯一無二。もしあなたが「エギングを極めたい」「最高の道具で最高の瞬間を味わいたい」と強く願うなら、この一本を目指す価値は十分にあります。

なるほど…。手に入れるのは大変そうだけど、夢のあるロッドですね!ちなみに、このロッドに合わせるならどんなリールがいいんですか?

拓也
拓也

最高の質問です!このロッドの軽さと感度を最大限に活かすなら、リールもやはり軽さと剛性を両立したモデルを選びたいところ。ダイワなら、同じくフラッグシップの「EXIST (イグジスト)」や「AIRITY (エアリティ)」の2500番あたりがベストマッチでしょうね!

ロッドとのトータルバランスを考えると、リール選びも妥協したくないですよね!

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まとめ:次の感動への扉を開ける一本

さて、今回はダイワの「エメラルダス ストイスト RT CGS」について、僕なりの視点で熱く語らせてもらいました。


  • 結論、エギングの常識を変える「異次元の感度」を持ったロッド。
  • その心臓部は新技術「CGS」で、感度・軽さ・操作性を革命的に向上。
  • 「80ML」という番手は、1本で周年使える究極のバーサタイルモデル。
  • 最大の壁は価格と入手難易度だが、それに見合う価値は確かにある。

このロッドは、単なる道具ではありません。今まで感じ取れなかった水中の世界をあなたに届け、「釣れた」を「釣った」に変えてくれる最高の相棒です。

抽選に申し込んだ方、幸運にも手にできた方、そして「いつかは…」と夢見る全てのエギンガーの皆さん。このロッドが切り拓く新しいエギングの世界は、きっと想像以上にエキサイティングですよ!

さあ、次の週末、あなたのエギングがもっともっと楽しくなることを、僕も心から応援しています!

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