【結論】シーバスリール選びは「最初の1台」が超重要!
こんにちは!DragCastライターの湊 拓也です。
「よーし、シーバス釣りを始めるぞ!」と意気込んだものの、いざ道具を選ぼうとすると、「リールって種類が多すぎて、どれがいいか全然わからない…」なんて、頭を抱えていませんか?
結論から言います。あなたのシーバス釣りが最高に楽しくなるか、それとも苦い思い出になるかは、最初に選ぶリールで8割決まります。
なぜなら、リールは魚とのやり取りを直接司る心臓部であり、ここで妥協するとライントラブルが頻発したり、せっかく掛けた大物を逃したりと、釣りが嫌いになってしまう原因に直結するからです。僕も初心者の頃、安物リールで苦労した経験があるので、その気持ちは痛いほど分かります…。

うわー、まさにそれです!失敗したくないけど、いきなり高価なものは買えないし…。どうすれば…?

分かります!でも、安心してください。この記事を最後まで読めば、予算1万円前後でも、上位モデルに匹敵する性能を持った「最高の相棒」が見つかります。僕がメーカーでタックル開発をしていた知識と経験を総動員して、あなたにピッタリの1台をナビゲートしますよ!
なぜこの記事のリールが信頼できるのか?
数あるリールの中から、僕が今回紹介する3台を選んだのには、明確な理由があります。それは、以下の4つの基準を「高次元で」「バランスよく」満たしているからです。
- ① 軽さと剛性(強さ)の両立:長時間の釣りでも疲れにくく、大物が掛かっても安心できる強さ。
- ② トラブルレス性能:初心者が最もつまずく糸がらみ(バックラッシュ)が起きにくいこと。
- ③ 最新技術の恩恵:上位モデルから受け継いだ「本当に効く技術」が搭載されていること。
- ④ 圧倒的なコストパフォーマンス:支払う価格以上の満足感と性能が得られること。
この基準で選べば、「安物買いの銭失い」になることは絶対にありません。これから紹介するリールは、あなたがシーバス釣りにどっぷりハマった後も、長く使い続けられるポテンシャルを秘めた名機ばかりです!
【超入門】シーバスリール選び3つのポイント
ランキングの前に、まずは最低限知っておきたい「リール選びの基礎知識」をサクッと解説しますね。ここを押さえるだけで、リールのスペック表が格段に理解しやすくなりますよ!
① 番手は「3000番」か「C3000番」が基準
リールの大きさは番手という数字で表されます。シーバス釣りでは、3000番が最も汎用性が高く、色々な場所やルアーに対応できます。
シマノのリールには「C3000」という表記がありますが、これは「C = コンパクトボディ」の意味で、ボディは一回り小さい2500番サイズなのに、糸巻き量は3000番と同じという、軽さとパワーを両立したモデルです。これもシーバスには超おすすめです!
② ギア比は「HG(ハイギア)」が万能
ギア比は、ルアーを巻くスピードに直結します。シーバス釣りでは、流れの変化を感じ取ったり、ルアーを素早く回収したりする場面が多いので、HG(ハイギア)かXG(エクストラハイギア)が有利です。特に最初の1台なら、巻き感度と巻き取りスピードのバランスが良い「HG」がベストチョイスですね。
③ 搭載テクノロジーに注目する
最近の1万円クラスのリールは本当にすごい!昔なら3万円以上の上位機種にしか付いていなかった技術が、惜しげもなく搭載されています。特に、ダイワの「LTコンセプト」やシマノの「HAGANEギア」といった、各社の根幹をなすテクノロジーが搭載されているモデルは、基本性能が別格です。

よし、基本はOKですね!では、いよいよ僕が本気で選んだ「初心者向けシーバスリールランキング」の発表です!
【2025年】元開発者が選ぶ!初心者向けシーバスリールランキング
【第3位】アブガルシア カーディナル3 SX
「とにかく初期投資を抑えたい!でも、安かろう悪かろうは嫌だ!」そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、このカーディナル3 SXです。
実売価格5,000円前後という驚異的な価格ながら、ガタつきの少ない「ねじ込み式ハンドル」や、なんと「替えスプール」まで付属してくるという、まさに価格破壊な一台。 替えスプールがあれば、太さの違うラインを巻いておいて、釣り場で簡単に交換できるんです。これは本当に便利ですよ!

💡 豆知識
カーディナルシリーズには「S」「SX」「STX」の3グレードがありますが、ねじ込み式ハンドルと替えスプールが付いてくるのは「SX」からです。 数百円の差なので、断然「SX」がおすすめです!
📣 ユーザーレビュー(★★★★☆)
📣 コスパはいい!だけども…(★★★☆☆)
サビキ釣りにはぴったりだと思います。良い点:替えスプール付き、ねじ込みハンドル、安い!悪い点:ガッチリ締めてもハンドルが緩んでくる、謎にドラグも緩んでくる。
出典:アングラーズ 釣具通販「TACKLE BOX」
正直に言うと、巻き心地の滑らかさやボディの剛性感は、次に紹介するダイワやシマノの同価格帯リールに一歩譲ります。 ただ、「釣具にそこまでお金はかけられないけど、しっかりした道具で釣りを始めたい」という方や、お子さん用のリールとしても最高の選択肢と言えるでしょう。
【第2位】シマノ 21 ナスキー
「道具にはこだわりたい。特に長く使える”タフさ”が重要だ」そう考えるあなたには、質実剛健なこの一台、シマノ 21 ナスキーがぴったりです。
ナスキー最大の魅力は、なんといってもシマノが誇るHAGANEギアを心臓部に搭載していること。 これにより、強い負荷が掛かっても滑らかな巻き心地が持続し、シーバスの強烈な引きにも安心して対応できます。 僕も開発時代、このギアの耐久テストを何度も見ましたが、その強度は折り紙付きですよ!


さらに、上位機種にも採用されている防水機構「コアプロテクト」も搭載し、波しぶきや雨からリール内部を守ってくれます。 デザインもシルバー基調でシックに一新され、どんなロッドにも合わせやすいのも嬉しいポイントですね。
📣 ユーザーレビュー(★★★★★)
📣 圧倒的質感UP!(★★★★★)
セドナC5000XGを使っていて、良かったので、ほぼ同じスペックの上位機種ナスキーが発売となり、購入。ベアリングが3から5、ハンドルの形状変更、5g重量UP等と違いはありますがこれから使い込むことでわかると思います。第一印象は圧倒的に質感がUPしています。
出典: Yahoo!ショッピング レビュー
少し重さが気になるという声もありますが、それは剛性の高さの裏返し。安心して長く使える、信頼のパートナーになってくれるはずです。
【第1位】ダイワ 23 レガリス
そして、僕が2025年現在、初心者の最初の一台として最も自信を持っておすすめするのが、このダイワ 23 レガリスです!
もはや「初心者向け」という言葉が失礼に感じるほどのハイスペック機。その秘密は、ダイワの新しいリール設計思想LTコンセプトと、最新技術「エアドライブデザイン」にあります。
これにより、持った瞬間に「軽っ!」と声が出るほどの軽量化(LT3000-CXHで195g!)と、巻き始めが驚くほどスムーズな回転性能を実現しています。 軽いリールは感度が良く、水中のわずかな変化や、シーバスの小さなアタリ(前アタリ)も感じ取りやすいんです。これは釣果に直結する、とてつもないアドバンテージですよ!


正直、1万円ちょっとでこの性能が手に入るのは、数年前では考えられませんでした。僕がメーカーにいたら「こんな安く出しちゃって大丈夫!?」と心配になるレベルです(笑)。
📣 ユーザーレビュー(★★★★★)
📣 ドラグが想像以上に良かった(★★★★★)
23レガリスのドラグなんですけど。ぶっちゃけこれは忖度なしに良かったです思っていた以上に滑らかだったんでいい意味で裏切られました。ドラグはATDタイプLと言って滑り出しの良さを重視したものになっいるとのことですね。滑り出しも十分スムーズなんで細いラインを使うライトゲームとかトラウトとか引きが強い魚を狙う時にも基本性能として考えると十分あると思います。
出典: YouTube(まるなか / 釣り部屋)

軽さ、滑らかさ、パワー、そして価格。全てのバランスが完璧なんです。もし友人に「シーバスリール、どれがいい?」と聞かれたら、迷わずこの23レガリスを勧めますね。それくらい、完成度の高いリールです!
【一目瞭然】初心者向けシーバスリール スペック比較表
ここまで紹介した3つのリールを、表で比較してみましょう。それぞれの個性がよく分かりますよ。
比較項目 | 🥇 1位:ダイワ 23 レガリス | 🥈 2位:シマノ 21 ナスキー | 🥉 3位:アブ カーディナル3 SX |
---|---|---|---|
モデル | LT3000-CXH | C3000HG | 3000SH |
自重 | 195g (最軽量) | 240g | 288g |
ギア比 | 6.2 (XG) | 6.2 (HG) | 5.8 (H) |
最大ドラグ力 | 10kg | 9kg | 5.2kg |
ボールベアリング | 5個 | 5個 | 3個 |
特徴 | 軽さと回転性能 | 剛性と耐久性 | 圧倒的コスパ |
実売価格帯 | 約10,000円~ | 約9,000円~ | 約5,000円~ |
⚠️ 安全のための最重要事項
- ライフジャケットは必ず着用してください。堤防や河口は、足場が良く見えても滑りやすく危険です。自分の命を守るための最重要アイテムです。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。釣り場をきれいに保つことは、未来も釣りを楽しむための最低限のマナーです。
【これも重要】リールと一緒に揃えたいPEライン
リールが決まったら、次に重要なのがPEラインです。シーバス釣りでは、このPEラインの0.8号〜1.2号あたりを150m〜200m巻くのが基本になります。
初心者の方には、適度なハリがあってトラブルが少なく、視認性の良いカラーのラインがおすすめです。僕のおすすめはコレ!


ダイワの「UVF PEデュラセンサー×8+Si2」は、表面が滑らかで飛距離も出るし、強度も十分。迷ったらこれを選んでおけば間違いないですよ!👍

🎣 湊のワンポイントアドバイス
- PEラインをリールに巻くときは、釣具屋さんで巻いてもらうのが一番キレイで確実です!
- 自分で巻く場合は、ラインにテンションをかけながら、ゆっくり丁寧に巻くのがコツ。巻きが緩いとライントラブルの原因になりますよ。
まとめ:最高の相棒と、シーバス釣りの世界へ!
さあ、いかがでしたか?あなたにピッタリのシーバスリールは見つかりそうでしょうか。
最後に、今回の内容をもう一度おさらいしましょう。
- 結論:最初の1台でシーバス釣りの楽しさが決まる!妥協しないリール選びが超重要。
- 選び方:「3000番/C3000番」「HGギア」を基準に、搭載テクノロジーに注目する。
- ランキング1位は「ダイワ 23 レガリス」:軽さ・感度・パワー・価格、全てにおいて最高のバランスを誇る、現時点でのベストバイ!
- 2位は「シマノ 21 ナスキー」:HAGANEギア搭載でタフさが魅力。安心して長く使える質実剛健な一台。
- 3位は「アブ カーディナル3 SX」:替えスプール付きで驚異のコスパ。入門用やサブ機として最適。
リールは、あなたの釣りを支えてくれる大切な相棒です。今回紹介したリールは、どれを選んでもあなたの期待にきっと応えてくれます。
お気に入りのリールを手にして、ラインを巻き、ロッドにセットする…その瞬間から、あなたのシーバス物語はもう始まっています。
さあ、準備は万端!
最高の相棒と一緒に、エキサイティングなシーバス釣りの世界へ、思いっきり飛び込んでみてください!応援しています! ✨🎣
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