【結論】25ツインパワーXDは、軽さと強さを両立した”究極のバーサタイル機”だ!
こんにちは!DragCastの湊 拓也です。元釣具メーカー開発者の視点から、忖度なしでタックルを斬り込んでいきますよ!
さて、2025年、シマノからとんでもないリールが登場しました。その名も「25 ツインパワーXD」。
結論から言います。このリールは、「軽快な操作性」と「タフな釣りにも耐える剛性」という、これまで両立が難しかった性能を、とてつもないレベルで融合させた一台なんです。
「シーバスやサーフで一日中ルアーを投げ続けたいけど、疲れるリールは嫌だ…」「不意の大物にも負けないパワーが欲しいけど、ヴァンキッシュみたいに繊細すぎるのは不安…」
そんなあなたのワガママな願いを、この一台が叶えてくれますよ!この記事を読めば、あなたが25ツインパワーXDを手に取り、週末の釣行で最高のパフォーマンスを発揮している未来がハッキリと見えてくるはずです。

なぜ僕がここまで断言できるのか?それは、21モデルからの進化点が、まさにアングラーが「ここが欲しかった!」と感じるポイントを的確に突いてきているからなんです。
今回のモデルチェンジは、単なるマイナーチェンジではありません。22ステラから受け継いだ最先端技術を惜しみなく投入し、さらにXDならではの進化を遂げた、まさに「新生ツインパワーXD」と呼ぶにふさわしい仕上がり。早速その実力を、僕の視点で徹底的に解剖していきましょう!
前作21モデルから何が変わった?驚愕の進化点6つ


21ツインパワーXD 25ツインパワーXD
4年ぶりのモデルチェンジとなった25ツインパワーXD。 デザインも前作の攻めたネイビーから、どんなロッドにも合わせやすいブラック基調の落ち着いた雰囲気に変わりましたね。 でも、本当に驚くべきはその中身!22ステラや23ヴァンキッシュに搭載されたシマノの最新技術群「インフィニティテクノロジー」をフル搭載し、基本性能が劇的に向上しています。
- インフィニティクロス:ギアの耐久性が2倍に向上!
- インフィニティドライブ:高負荷でもパワフルに巻ける!
- インフィニティループ:”超”密巻きで飛距離UP&トラブルレス!
- アンチツイストフィン:PEラインのたるみを抑制し、ライントラブル激減!
- デュラクロス:新ドラグワッシャーで耐摩耗性10倍!
- NEW Xプロテクト:ラインローラーの耐久性が3倍に!

すごい技術ばかり…!でも、特に注目すべきポイントはどこなんですか?

良い質問ですね!僕が特に「これは事件だ…」と感じたのは「インフィニティループ」と「NEW Xプロテクト」の2つです。これ、詳しく解説しますね!
① キャストフィール激変!「インフィニティループ(超密巻き)」
22ステラから搭載された、いわゆる「密巻き」機構ですね。スプールにラインが超緻密に、整然と巻かれることで、キャスト時の放出抵抗が劇的に減少します。 これにより、ルアーがスッと抜けていくような異次元のキャストフィールと、平均飛距離の向上が期待できます。
また、ドラグ作動時もラインがスムーズに送り出されるため、ファイト中の安定感も向上するんですよ。
一部では「トラブルが心配」という声もありますが、同時に搭載されたアンチツイストフィンのおかげで、PEラインのトラブルは大幅に抑制されています。 これは大きな安心材料ですね。
② XDだけの特別仕様!「NEW Xプロテクト」
そして、今回の目玉機能がこれ!22ステラにすら搭載されていない新技術です。
従来の防水構造Xプロテクトに加え、ローターの遠心力を利用して水を排出する新機構をプラス。 これにより、ラインローラー内部への水や異物の侵入を徹底的にブロックします。
サーフでの波しぶきや、磯でのハードな使用環境は、ラインローラーにとって最も過酷な状況。ここがやられると「シャー」という異音が発生し、一気に快適さが失われます。僕も過去に何度も経験して悔しい思いをしました…。
このアングラー最大の悩みを解決すべく、耐久性を従来比で3倍まで高めてきたのは、まさに「XD(エクストリームデューティ)」の名にふさわしい進化と言えるでしょう!
ラインナップとスペック一覧表
25ツインパワーXDは、C3000番からC5000番までの計6機種がラインナップされています。 シーバス、サーフ、ライトショアジギングなど、ソルトウォーターのタフな釣りをメインに据えた構成ですね。

品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | PE糸巻量(号-m) | 最大巻上長(cm) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
C3000HG | 5.8 | 9.0 | 200 | 1.5-270, 2-200 | 86 | 59,800 |
C3000XG | 6.4 | 9.0 | 200 | 1.5-270, 2-200 | 94 | 59,800 |
4000PG | 4.4 | 11.0 | 245 | 1.5-320, 2-240 | 72 | 62,800 |
4000HG | 5.7 | 11.0 | 245 | 1.5-320, 2-240 | 93 | 62,800 |
4000XG | 6.2 | 11.0 | 245 | 1.5-320, 2-240 | 101 | 62,800 |
C5000XG | 6.2 | 11.0 | 245 | 2-300, 3-200 | 101 | 62,800 |
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- 迷ったら「4000XG」!: サーフでのヒラメ・マゴチからライトショアジギングまで、最も汎用性が高いのがこのモデル。 101cmの巻き取り長は、ルアーの回収や糸ふけのコントロールに絶大なアドバンテージがあります。
- シーバスメインなら「C3000XG」: 港湾部や河川でのウェーディングなど、繊細な操作と手返しの良さを重視するなら、200gという軽さが光るC3000番台がおすすめです。
- パワー重視の釣りには「4000PG」: 巻きのトルクを重視するスローな釣りや、根魚狙いでゴリ巻きしたいならPG(パワーギア)モデルが有利です。
ライバル機と徹底比較!XDの立ち位置はどこ?
「で、結局どのリールを選べばいいの?」という声が聞こえてきそうですね。ここでは、多くの人が悩むであろう「24ツインパワー」と「23ヴァンキッシュ」との違いをハッキリさせましょう。
25ツインパワーXD vs 24ツインパワー【軽快さか、巻きの質実剛健か】
この2つの最大の違いは「ローターの素材」です。
25 ツインパワーXD | 24 ツインパワー | |
---|---|---|
コンセプト | 軽快な操作性 + 強さ | 巻きの滑らかさ + 強さ |
ローター | CI4+製 (軽量・低慣性) | 金属製 (高剛性・高慣性) |
得意な釣り | ロッドを操作するテクニカルな釣り (シーバス、エギング、ロックフィッシュ) | 一定速度で巻き続ける釣り (ショアジギング、ただ巻きのシーバス) |
一言でいうと | ヴァンキッシュ寄りのツインパワー | ステラ寄りのツインパワー |
25ツインパワーXDは、軽量なCI4+製ローター(マグナムライトローター)を採用しているため、巻き出しが非常に軽く、ピタッと止められるレスポンスの良さが特徴です。 一方、24ツインパワーは金属ローターなので、しっとりと滑らかな巻き心地と、巻き始めると回り続けようとする慣性が魅力。
ルアーをキビキビ動かしたいならXD、安定した巻き心地を求めるなら24ツインパワー、と覚えておくと分かりやすいですよ。

25ツインパワーXD vs 23ヴァンキッシュ【強さか、究極の軽さか】
では、同じマグナムライトローターを搭載する「23ヴァンキッシュ」とはどう違うのでしょうか?答えは「ボディの素材とギアの耐久性」にあります。
25 ツインパワーXD | 23 ヴァンキッシュ | |
---|---|---|
コンセプト | 軽快さ + タフネス | 究極の軽さと感度 |
ボディ | アルミハイブリッドボディ (高剛性) | マグネシウムボディ (超軽量) |
ギア | インフィニティクロス (高耐久) | マイクロモジュールギアⅡ |
重量 (C3000XG) | 200g | 170g |
一言でいうと | “戦える”クイックレスポンス機 | “感じ取る”クイックレスポンス機 |
ヴァンキッシュは、感度と軽さを突き詰めたモデル。 C3000番で30gもの重量差があり、その差は歴然です。 しかし、ツインパワーXDはアルミ主体のHAGANEボディと高耐久ギア「インフィニティクロス」によって、ヴァンキッシュにはない”剛性感”と”耐久性”を誇ります。
「アジングやメバリングで、豆アジの”コッ”というアタリまで感じ取りたい」ならヴァンキッシュ。「シーバスやヒラスズキの強烈なエラ洗いをパワーでねじ伏せたい」ならツインパワーXD。そんなイメージですね!

つまり、25ツインパワーXDは、ヴァンキッシュの「軽快な操作性」と、ツインパワーの「屈強なボディ」の、まさに”良いとこ取り”をしたリールと言えるわけです! これこそが、僕が「究極のバーサタイル機」と呼ぶ理由なんですよ。

実釣インプレ!リアルな使用感と口コミ
机上のスペックだけでなく、実際の使用感が気になりますよね。僕自身もC3000XGと4000XGをサーフや磯で使い込んできましたが、正直、欠点らしい欠点が見つからない…というのが本音です。
特に感動したのは、やはり巻きの軽さとパワーの両立。ルアーを操作しているときはクイックに、魚が掛かって負荷が乗った瞬間にグッと力強く巻き上げられる安心感は、まさにインフィニティドライブの恩恵ですね。
📣 巻き心地が別次元!(★★★★★)
前作の21モデルも持っていますが、全くの別物です。巻きが軽くなったのに、ブレが少なく安定している。密巻きのおかげか、飛距離も伸びた気がします。特にサーフで波が高いときに、ラインローラーの安心感が段違いです。
出典:YouTube コメント欄
📣 セルテートからの乗り換えもアリかも(★★★★☆)
ダイワのセルテートと悩んでXDにしました。アルミボディに軽量ローターという構成は似ていますが、シマノらしいカッチリした剛性感と、ピタッと止まる巻き感はXDならでは。デザインもシンプルでカッコいい。ただ、もう少し軽い番手(2500番)があればバス釣りにも最高だったのに…。
出典:釣具店レビュー
💡 豆知識
25ツインパワーXDとよく比較されるダイワの「セルテート」も、アルミボディに軽量ローターという似たコンセプトのリールです。 セルテートはモノコックボディによる一体成型の剛性感が、ツインパワーXDはインフィニティテクノロジーによる巻き性能の向上がそれぞれ特徴と言えます。これはもう、好みの世界かもしれませんね!

まとめ:新たな”ど真ん中”。この一台から始めよう!
さあ、25ツインパワーXDの魅力、伝わりましたでしょうか?最後にポイントをまとめますね。
- 結論: 軽快な操作性と揺るぎない剛性を両立した、究極のバーサタイル(万能)リール!
- 超進化ポイント: インフィニティループ(密巻き)とNEW Xプロテクト(防水ラインローラー)が特にヤバい!
- 立ち位置: ヴァンキッシュの操作性とツインパワーの強さを兼ね備えた、まさに”良いとこ取り”の一台。
- こんな人にオススメ: シーバス、サーフ、ライトショアジギング、ロックフィッシュなど、タフな環境でテクニカルな釣りをしたい全てのアングラーに!
正直に言うと、価格は決して安くありません。でも、この一台があれば、あなたがやりたいソルトルアーフィッシングのほとんどを高いレベルでこなすことができます。何台も中途半端なリールを買い替えることを考えれば、結果的に最高の投資になるはずです。

さあ、準備はいいですか?
この「25 ツインパワーXD」という最高の相棒を手に入れて、次の週末は最高の魚と出会う旅に出かけましょう!僕も全力で応援していますよ!🎣✨

⚠️ 安全のための最重要事項
- ライフジャケットは必ず着用してください。特に磯場やテトラ帯では、あなたの命を守る最後の砦です。
- 立ち入り禁止の場所には絶対に入らないでください。安全が確保されていないだけでなく、釣り場を守るためのルールです。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。美しい釣り場を未来に残すのも、アングラーの大切な役目です。
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