【結論】最強の基本ノットはこれだけ!
どうも、DragCastライターの湊 拓也です!早速ですが、結論から言いますね。
次の週末、あなたが「糸の結び方が分からなくて不安…」という悩みから解放され、自信を持って釣りを最高に楽しむために覚えるべき結び方は、たった一つ。「クリンチノット」だけでOKです!
「え、本当にそれだけでいいの?」「不器用だから難しそう…」って思いますよね。分かります。僕も釣りを始めたばかりの頃は、結び方が分からず、やっと掛けた魚にルアーごと持っていかれて泣きそうになった経験がありますから(笑)。
でも、大丈夫!この記事を読み終える頃には、誰でも簡単かつスピーディーに、十分な強度の結び方がマスターできます。僕が一番分かりやすく、丁寧に解説していきますね!

なぜ僕がここまで「クリンチノット」を推すのか?それにはちゃんとした理由があるんですよ。
なぜクリンチノットが最強の基本なのか?
僕が釣具メーカーで開発をしていた頃、新入社員や釣りを始める人に必ず最初に教えていたのが、このクリンチノットでした。その理由は、以下の3つのメリットが完璧に揃っているからです。
- ① とにかく簡単で早い!: 構造がシンプルで、慣れれば10秒ほどで結べます。 釣り場で時合い(魚が釣れやすい時間)を逃さないためには、スピードが命!
- ② 十分すぎる強度!: 正しく結べば、結び目が摩擦でガッチリと固定される構造なので、不意の大物にも対応できる強度を発揮します。
- ③ 応用範囲が広い!: ルアーはもちろん、サルカンやスナップなど、金具に糸を結ぶ場面ならほとんどの釣りに使えます。
つまり、「簡単・強い・万能」の三拍子が揃った、まさに初心者のための結び方なんです。

なるほど!でも、本当に不器用な僕でもできますかね…?手順が難しそうで…。

任せてください!ここからは写真のイメージと一緒に、一つ一つの手順を丁寧に解説します。これを見ながらやれば、絶対にできますよ!
【図解】クリンチノットの結び方5ステップ
ここでは、ルアーにラインを結ぶことを想定して解説します。最初は、いらない糸とキーホルダーなんかで練習するのがおすすめですよ👍
ステップ1:ラインをアイに通す
まず、ラインの先端をルアーのアイ(輪っか)に通します。15cmくらい余裕をもって通しておくと、後の作業がやりやすいですね。

ステップ2:本線に巻きつける
アイを通したラインの先端(端糸)を、元の長いライン(本線)に4〜5回、クルクルと巻きつけます。 巻きつけ回数が少なすぎると強度が落ちるので注意!

ステップ3:最初の輪っかに通す
巻きつけが終わったら、端糸の先端を、アイの根元にできている最初の輪っかにくぐらせます。ここ、間違えやすいポイントなのでしっかり確認してくださいね!

ステップ4:できた輪っかに戻す
ステップ3で端糸を通すと、新しく大きな輪っかができますよね。今度はその大きな輪っかに、端糸の先端をもう一度通します。

ステップ5:ゆっくり締め込んで完成!
最後に、ラインの本線と端糸をゆっくりと引っ張って締め込んでいきます。この時、必ず結び目を唾や水で湿らせてください!これをやらないと摩擦熱でラインが傷んで、強度がガクンと落ちてしまいます。最後に余った端糸を5mmほど残してカットすれば、完璧なクリンチノットの完成です!✨

図解出典:つり人オンライン
🎣 湊のワンポイントアドバイス
- 結び目を湿らせるのは絶対に忘れないで!強度が全く変わってきます。
- 締め込むときは、一気に力を入れるのではなく、ジワーっと均等に力を加えるのがコツです。
- 最後に本線をグッと引っ張って、すっぽ抜けないか最終確認を忘れずに!
もう一つ覚えると無敵!万能「ユニノット」
クリンチノットをマスターしたら、次におすすめしたいのが「ユニノット」です。これも非常に簡単で応用範囲の広い結び方なんですよ。
クリンチノットとの大きな違いは、結び目が動くこと。これにより、ルアーの動きをより自然にしたい時などに重宝します。 引っ張れば引っ張るほど締まる構造なので、これもまた強い結び方です。

💡 豆知識
じゃあ、「クリンチノット」と「ユニノット」は、どう使い分ければいいの?と疑問に思いますよね。僕の使い分けはこんな感じです。
- クリンチノット: 基本はコレ!とにかく素早く、ガッチリ固定したい時。ほとんどの場面で信頼できます。
- ユニノット: ルアーの動きを最大限に活かしたい時や、リールに最初のラインを巻き付ける時の「下巻き」にも使えて便利です。
まずはクリンチノットを完璧にマスターして、余裕が出てきたらユニノットにも挑戦してみてください。この二つを覚えれば、大抵の釣りはカバーできますよ!
⚠️ 安全のための最重要事項
- ライフジャケットは必ず着用してください。どんなに慣れた場所でも、万が一に備えるのが真の釣り人です。
- 釣り場のゴミは、必ず持ち帰りましょう。美しい釣り場を未来に残すのも、僕たち釣り人の大切な役目です。
まとめ:さあ、結び方をマスターして釣りへ行こう!
お疲れ様でした!今回は、初心者の方が最初に覚えるべき最強の基本ノット「クリンチノット」について、熱く語らせてもらいました。
ポイントをもう一度おさらいしますね。
- ✅ 覚えるべき結び方は、まず「クリンチノット」だけでOK!
- ✅ 「簡単・強い・万能」の三拍子が揃った最高の結び方。
- ✅ 結び方は5ステップ。図解を見ながら練習すれば必ずできる!
- ✅ 締め込む前に必ず「湿らせる」のを忘れずに!

どうでしょう?なんだか自分にもできそうな気がしてきませんか?😊
その気持ちが一番大事なんです。さあ、この記事を閉じたら、まずは家にあるヒモか何かで練習してみてください。その小さな一歩が、あなたの釣り人生を大きく変える、最高の第一歩になりますから。
応援しています!最高の釣り体験が、あなたを待っていますよ!
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